しあわせな頭の中

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元塾講師が語る東洋医学・鍼灸の世界01

飛び込んだ東洋医学鍼灸の世界について、全く違う分野から転身したからこそ語れることを書き連ねていきます。

まずは軽く自己紹介から。

 

自己紹介

  • ゆうしめじ(ゆうじ)
  • 塾講師から鍼灸医療機器製作所兼商店へ転身
  • 現在は主に鍼灸の先生方への販売業を担当し、各種学会やセミナーなどにも参加

 

では本題に入ります。

今回のテーマは「東洋医学鍼灸の世界は広くて狭い」です。

 

01東洋医学鍼灸の世界は広くて狭い

東洋医学と聞いて、貴方は何を思い浮かべますか?

 

漢方

 

ツボ

 

鍼治療

 

お灸

 

など全く思い浮かばないという人はまずいないと思います。

 

では、貴方は東洋医療の施術を受けたことがありますか?

 

ない人がほとんどでしょう。

 

東洋医学は誰でも知っているけれど、ほとんどの人が施術を受けたことがないんです。

 

ではなぜ、みんな知っているのに施術を受けたことがないのでしょうか。

  1. 身近にないor身近にあることを知らない
  2. 信憑性がない
  3. 身体に不調がなく、やろうと思えない
  4. 身体に不調があっても施術を受けるのが億劫
  5. 時間がない
  6. お金がない
  7. 現代の人に「一人の時間が増えた」から

まだあると思いますが、大きな理由は網羅出来ているのではないかと思います。

 

総合的に言えば東洋医療へのデメリットばかりを気にして、施術を受けるメリットを感じられないということです。

 

何においてもそうですが、まず、人は否定的で閉鎖的です。

そんなことないと思ったそこの貴方、否定してますよ(笑)

 

特に日本人は島国ということもあってか、慎重で閉鎖的な人が多いようです。

 

仕方ありません。

新しいことに挑戦することは勇気のいることですし、失敗したくないのでその挑戦がうまくいくか心配するのも分かります。

 

リスクを承知でいろいろなことに挑戦できる人は少数です。

 

 

現在、日本人と東洋医学の間には壁があります。

東洋医学に関わる身としては、そんなものないと言い切りたいところですが、

現実を見るとどうにもあるような気がしてなりません。

 

誰でも知っているけれど、ほとんどの人が施術を受けたことがない

というのが私がそう思う理由です。

 

しかし、この壁は簡単に突破することができます。

 

東洋医療の施術を受けた人が誘って一緒に行けば良いのです。

 

東洋医療の施術によって慢性的な病気を治すことができたり、身体の調子が良くなった人と一緒に同じところにいけば解決します。

 

広めるだけでは足りません。

なぜなら、日本において東洋医学は誰でも知っているものなのですから。

 

百聞は一見に如かずです。

良いと知っているだけでは重い腰は上がりません。

これはもう、強制的に連れていくしかありません。

 

 

とはいえそんな面倒なこと誰がするのでしょうか。

 

 

安心してください。

 

人は良いものを紹介したいのです。

 

オタクだから分かることなのですが、人は良いものをひたすら語って他人に紹介して同意を得たいものなのです。

きっと東洋医療の施術を受けた人は他の人にも体験してもらいたくてうずうずしていると思います。

 

積極的に友人、知り合いを惹き込みましょう。

また、「信じられる友達が言うなら」「そんなに良いなら」と受け取る側も少し腰を上げて空気椅子状態になってくれれば嬉しいです。

空気椅子ならいつか限界が来ていずれ立ち上がります。

 

芸能人の間、女性の間で積極的に東洋医学鍼灸の話を聞くのはやはり、そういう理由もあるのでしょう。

仲間内で広がっているにすぎませんが、そういうものは多いです。

 

 

誰でも知っているけれど、ほとんどの人が施術を受けたことがなく、

仲間内という狭い中で広まっているという、

広くて狭い東洋医学鍼灸の世界。

 

次回は広くて狭い理由として上げた7つの理由を解決するためのお話をしていきます。

映画【名探偵ピカチュウ】ネタバレ感想 ~素晴らしきかなポケモンと共存する世界~

観ました~~

ポケモン第一世代なら! 観ておかないと! と思って行ってきました笑

 

いやぁピカチュウかわいい~~~!

もふもふかわいい~~!

 

短い手を必死に動かして説明するところめちゃくちゃ可愛かったです笑

このふわふわ感たまりませんね~。

しかめっ面も可愛いし、あざといところも可愛いし、

高いところから降りる時にケツから降りるところも可愛かった。

最初から最後までピカチュウが可愛い。

それに尽きる笑

 

この映画はポケモンを愛でるための映画ですね。

間違いなく笑

 

最初のカラカラも可愛かったですし。

ベロリンガもリアルで良かった笑

あ、ヤンチャムめちゃくちゃ可愛かった!

予想外笑

サンムーンのポケモンまで出るとは思っていなかったので、

まんべんなく出してもらえててとても良かったです。

 

とにかく、「本当にポケモンがいたらこんな生活だろうな」という世界だったのが良かったです。

ガラスに貼りついているキモリとかぽくて良かったですし(可愛かった)、

街中のエイパムがいたずらしているところとか(可愛かった)、

ドゴームがスピーカーになってるのとか(面白かった)、

眠るカビゴンに交通整理をするカイリキー、

警察官のガ―ディ、ブルー。

その何気ない日常生活の描写が素敵でした。

こんな世界に住みたい笑

 

アニメポケモンファンとしては、マイク持ったプリンとか、コイキングギャラドスのくだりとか、ゼニガメが消火活動しているところとかニコニコでした笑

コダックが活躍してくれたのも嬉しかったです!

コダック、ちょいちょい日本語話してませんでした?笑

気のせいかな? いや、どうなんだろう……笑

 

活躍といえば、バリヤードのくだり面白かったですね。

彼も活躍していました笑

もっとたくさん出て欲しかったです笑

 

バリヤードは探偵モノでよくある、情報筋ってやつでしたね。

それから、探偵モノでよくあるのはデコボコなバディ。

今回は主人公(人間)とピカチュウポケモン)。

それから主人公と女性記者。

何かと悩んだりして先に進めない鈍足な主人公を動かす二人(一人と一匹?)でした。

女性記者ちゃんは潜入の時の格好がポケモンGOの女の子に似てて良いです笑

 

犯人は分かりやすかったので驚きはありませんでしたが、

みんな大好きミュウツーが出てきてくれたのは嬉しかった笑

あと出てきてくれて嬉しかったついでに言うとリザードンも!

とかげみたいなイメージだったんですが、思ったよりデコボコしていてドラゴンっぽくて良かったです。

しゅん顔も可愛かった笑

 

脱線したので戻します笑

 

ミュウツーやっぱさすがやな……

万能すぎる笑

こういうとき出しやすいですよね。

悪役にしやすいというか笑

黒幕にしやすいです。

お喋り出来るし、人間を恨む理由もあるので。

でもいいやつだったー笑

 

この映画、すごいなぁと思ったのが、基本的にポケモンは彼らの意思で悪いことをしていないんですよね。

ポケモンが悪役になっていないのでポケモンを恨む理由がないというか、「このポケモン嫌い!」ってなりにくい気がします。

実際、私がこの映画を観た映画館では子どもの笑い声が絶えず聞こえていましたし。

子どもも安心して「楽しかったー!」となる映画なのだろうなと思います。

ピカチュウボルテッカーめちゃくちゃかっこよかったし笑

応援上映とか向いてそうですね。

 

ピカチュウがんばれー!

推しが出た!!

とか言いながら観るのも良さそう笑

 

映画【名探偵ピカチュウ

たくさんのポケモンが出ているので、是非推しポケモンを探してもらいたいです。

ちなみに私の最推しはグラエナなんですが、出てこなかった……気がする……

次作はグラエナ! 出してほしいな!!

あとペンドラーと~バクフーンと~イワークと~……

もう全部です笑

 

いやぁ良かった、ポケモンが可愛かった、実写すごい。

5~6年前にリアルなポケモンの世界の夢を見たんですが、正夢になりました笑

夢の中ではイワークが身体の岩をぐるんぐるん回しながら登場していたのですが、

それが今回の映画になかったってことは……次作の暗示かな!?(違う

 

不確定な実写映画次作の前にミュウツーの逆襲を観ないと笑

ポケモン第一世代付近の人は名作って知ってるけど、

最近の子たちは知らないだろうし。

(ガチめのポケモンファンの子は昔のアニメも観ているらしい。すごい笑 きっとすごい子になる笑)

知っている身としても、大好きな物語なので楽しみです。

映画【名探偵コナン 紺青の拳】ネタバレ感想 ~ワガママお嬢様×堅物男CPがカワイイ~

観てきました【名探偵コナン 紺青の拳】!

真さんのことが大好きなので、映画に出てくれるのをずっと待ってました!!

嬉しいです!!笑

 

今回コナン君はキッドに拉致されてシンガポールに行く訳ですが、

そういう「無理やろ」感満載なところにはもう突っ込みませんよ。

名探偵コナンはそういう話です!!

少年漫画なんですから!!笑

 

蘭ちゃんと新一が付き合うことになってから初めての映画だったので、

どうなるのかなーと思っていたら。

新一(キッド)と結構距離近くて、これが恋人の距離……と思いました笑

それに嫉妬するコナン君(新一)も可愛かった。

キャリーケースの上に座らされるアーサー(コナン君)カワイイ笑

 

そしてお約束の登場をする真さん笑

久しぶりに会ったからか、もじもじする二人めちゃめちゃカワイイ笑

 

ワガママお嬢様×堅物男(主従関係っぽい)のカップルめちゃめちゃ好きなんだよな……

 

園子姉ちゃんがしょっぱなからワガママ金持ちお嬢様力を発揮していて「これこれ!」という気持ちになりました笑

 

パトロンがいなくなっちゃって大会に出られなくなっちゃった真さんのため(真さんのカッコイイところを見たい自分のため)に、自らがパトロンになる園子姉ちゃん、さすがです笑

「じゃ、私がなる!」(台詞うろ覚え)ってその場で電話かけて実現させちゃうなんて……なんてワガママで金持ちな女の子なの……好き笑

 

真さんのパトロンが殺されてしまった事件にキッドが巻き込まれたので、

コナン君たちも巻き込まれるという導入。

コナン映画あるあるです。

またもキッドは新一の顔を使ってまんまと情報を得てお宝のあるところに忍び込むわけですが、

 

いやね、もうね、キッドをよいしょする園子姉ちゃんを見て嫉妬する真さんめっちゃ可愛い笑

 

口に出さずに人知れず燃えている(バレバレ)なところが良いですよね~

眼鏡光るの好きだよ~笑

 

そしてキッドはずるいですよね。

ヴィジュアル100点。

あの白い衣装はそれだけで絵になるので、彼が出て来た瞬間に一枚絵が完成する。

どのシーンを切り取ってもカッコイイ笑

 

そんなキッドの好敵手である真さんも相変わらずの強さでトーナメントを勝ち進んでいきます。

一撃で敵を吹っ飛ばすので、力のインフレが起きている笑

ただ、そんな真さんも願掛けなのか必ず眉の絆創膏を触る……と気づく視聴者(私)と園子姉ちゃん。

気になるね絆創膏~。

 

このままトントン拍子に行けばよいものを、

あまりにも強い真さんを見て彼の優勝を阻止したいイケおじが接触してきて精神を翻弄されてしまう真さん……

 

素直だからな~~

引っかかっちゃうよな~~~

しかも園子姉ちゃんを出されちゃったらな~~

ダメだよ笑

 

そんなことも知らずに園子姉ちゃんは「ご飯食べよ!」ってもう可愛すぎか……

園子姉ちゃんはそれで良いのだ……

苦労を知らないお嬢様のままでいて……笑

 

一緒にご飯食べて「行きたいところがあるの!」と言う園子姉ちゃんに「何処へでも行きます」(台詞うろ覚え)と即答する真さんの関係良い。

 

すごくバランスの良いカップルだと思うんだよ~~

やりたいことがいっぱいあって、遠慮も知らない妹気質な園子姉ちゃん

やりたいことと言えば空手くらいで、園子姉ちゃんが幸せなら自分も幸せな真さん

 

持ちつ持たれつ!

どっちも気持ちの良い付き合いをしている!

遠慮しないカップル好き!笑

 

こういう女の子が男の子をぶん回しているの好き笑

 

しかしここでも案の定絡まれてしまう園子姉ちゃん……(気も強いしな

真さんは懸命に戦いますが(めちゃんこ強い)、離れるなって言ったのにパトカーを見つけて走って去っていってしまう園子姉ちゃん。

 

分かるよ~~

大切な人を助けたいもんね~~

 

真さんは園子姉ちゃんを追いかけたいがすぐには追い付けず。

その間に園子姉ちゃん、ひき逃げに遭ってしまいます……

 

園子姉ちゃんの叫び声を聞いた瞬間、めちゃめちゃパワーアップする真さん。

それまで手加減していたのに、容赦なく超人的な技を繰り出し敵をのす。

すげぇカッコイイ笑

足が長い笑

 

園子姉ちゃんを守れなかった真さんはショックを受けて、病院で意気消沈。

そこへやってきたイケおじにとどめを刺され、さらに針金入っとんじゃないかっていうミサンガを手に付けられて「これが切れるまで拳を振るってはならない」とか言われちゃいます。

 

真さん真面目だから……

そういうの守っちゃうから……

 

真さんは己の不甲斐なさを反省しつつ、片時も園子姉ちゃんの傍を離れず。

こういうの、好き……。

 

園子姉ちゃんが目を覚まし、絆創膏のことやミサンガのことを聞いても真さんは答えてくれずもやもやする園子姉ちゃん。

それから真さんが大会を棄権したことに責任を感じ、当たってしまったというのもあるのではないだろうか。

「出てって!」と真さんは部屋を追い出されてしまいます……。

 

しかし真さん。

部屋の扉の前で健気にずっと立って待っている笑

 

健気すぎる~~

カワイイ~~

異世界パロなら「お姫様と騎士」なんですけど~~

好き~~!!笑

 

物語も終盤に差し掛かり、銃を持った人たちと乱闘することに。(どういう状況だ)

異変を察知し、扉をぶっ壊して部屋に入ってくる真さん強すぎる笑

園子姉ちゃんをお姫様抱っこした瞬間、思わず「お~」って言っちゃいました笑

 

園子姉ちゃんを抱えたまま廊下を駆け、壁も駆け(ここ好き)、逃げる真さん。

それでも拳を振るわないのは、ミサンガの所為……。

 

しかしそのミサンガをキッドが切ったことにより、

 

力 解 放 !!!

 

少年漫画だった。

紛れもなく笑

 

バーサークした真さんは一撃で敵を倒していき、最終戦に。

その間も園子姉ちゃんを離すことは出来ないので(真さんは変に真面目で頑固なところがあるので、園子姉ちゃんを離しちゃったらまた傷つくと思ってるんだな)、

おんぶ紐(違う)でくくりつけて園子姉ちゃんをおぶった状態で戦うことに。

 

ハンデーーー!!

大きすぎやしないかーー!!

 

いや、違うこれはハンデではない。

きっと園子姉ちゃんは真さんにとっての勝利の女神!!

むしろ力の源なので一緒にいた方がいいのかもしれない(混乱)

 

キャーキャー耳元で叫ばれつつも、一撃を放って勝つ真さん。

パネェ笑

 

そして絆創膏のくだりへ。

 

いやぁそんなこったろうと思ったけど、カワイイな真さん~~

「男が廃ると思って話せなかった」(台詞てきとう)というようなことを言って赤くなる真さんカワイイ~~

そしてお決まりの「返してください!」「いや!」って絆創膏の取り合いをするシーンね。

カワイイです。

ありがとうございます。

美味しかったです笑

 

終始真×園子が可愛くて、ほとんどそれしか覚えていません笑

 

あ、でもベルトの入ったケースの上に降り立ったキッドの絵になる感じはずりぃぃぃって思った笑

お気に入りのシーン。

その後足をちょっと引くところがね、細かくて好き。

 

あとコナン君の育ちの良さが垣間見えるところね。

刑事さんのお家に行った時、刑事さんは靴の向き適当だったけど、コナン君はそろえてたし。

それから新一の時は蘭ちゃんの前で小五郎さんのことをおっちゃんって一回も呼んだことないっていうところ。

 

育ちがいい~~~

彼、忘れがちだけど(私が忘れるだけ)いいとこの坊ちゃんですからね笑

大女優と大人気推理作家の父だからね笑

ハワイで親父に船の操縦とか拳銃の撃ち方とか習ってますからね笑

絶対音感だしバイオリン弾けるしね笑

 

あとは哀ちゃんとのやりとりはいつもの熟年夫婦感あって良かったよ。

あの不細工なマスコットもついてたし笑

 

真さんと園子姉ちゃん以外で印象に残ったのはそれくらいかしら笑

すぐ忘却してしまう故笑

 

物語は犯人もすぐ分かるし、分かりやすくて良いと思います。

まるでNCISみたいでした笑

ドンパチやるし笑

 

来年の映画はどうやら赤井さんが出るみたいなのでね~~

また観ないと!!!

次作も楽しみです笑

【青の祓魔師】23巻 加藤和恵先生 ネタバレ感想 ~サタン様好き~

 

どうしようかな……買った漫画まとめて感想書こうかな……と思いましたが、一巻ずつ感想を書いていくことにしました。

自分のメモ用にも。(何巻まで買ったのか忘れるので)

 

ではネタバレ感想に移りましょう。

 

集英社 JC(SQ) 青の祓魔師 23巻。

引き続き、過去のお話ですね。

 

獅郎さんとユリさん、それからサタンが中心のお話ですが……

 

いや、もう獅郎さんとユリさんせつなすぎでしょ……。

 

何だよ……好きなら好きって言って早く一緒になっちまえよ……

お互いもだもだしてるからよぅフラグ回収しちまうんだぜ……

 

もー!!

間男に持ってかれるやつー!!

少女漫画で何回も見たー!!

結局正直に愛を伝えてくれて必要としてくれるやつが最後は勝つんだって知ってるんだぞ!!

 

放っておけないからって一緒になる夫婦は多い気がします笑

 

そうだと思ってたけど、燐火はやっぱりサタン様でしたね。

まぁ名前的にもな笑

 

辛い過去編だ……。

ルシフェルの気持ちも分かります。

持たざる者だからこそ、全ての存在を平等に扱う世界を望む。

みんながそれをしてくれないから、自分がする。

 

ルシフェルは持たざる者ですが、同時に持つ者でもある。

彼にはそれができるだけの力がある。

少なくとも彼の身体を延命させようとする組織が出来るくらいですからね。

 

だから誰もやってくれないなら自分が! となるんだろうなぁと思います。

 

それからネイガウスさんとその奥さん出て来た時ね!

泣くかと思ったよ私は笑

こんなに幸せそうなのに……なぜこんなにも悲しいことになってしまうのか……

 

でも、サタンとユリさんの関係は結構好きです笑

 

初めて受肉し、幼い精神に大きな力を抱えたサタンは圧倒的に倫理観がなく、他者に対する感情もほとんどない。

それでもユリさんのことになると嫉妬したり、彼女には怒ったり笑ったりする姿を見せたり。

そういう唯一無二の存在に執着しているところが好きです笑

依存関係が好き……

 

ユリさんが獅郎さんに「またね」と言った時のサタンの顔が忘れられません。

後ろ姿だから笑顔は見えなかったはずなので、その言葉にサタンは衝撃を受けたでしょうか。

一応ユリさんがサタンに対して「またね」と言っている描写はそれまでなかったので、

獅郎がせがまなくてもユリさんが「また」を約束してくれるところが気に食わなかったのか。

はたまた、「またあいつ(獅郎)が来る」のが嫌だったのか。

 

次のページで「つぎはぼくがかつ」と言っているので、獅郎が来ることに対しては(嫌だろうけど)しょうがないと思っているのかも。

つまり、獅郎がユリさんに「またね」と言ってもらえたのに衝撃を受けたと考えるのが妥当なようですね……。

 

知ってる……

こういう些細なことが気に障るのよ……

知ってる……

 

その後サタンは自分の身体が朽ちることで死という恐怖を知り、

同時に大切なものを得るわけですが……

 

なんだよもう……

「オレのそばにいてくれ」「お前はオレのものだ…!」

とかサァ……

 

こういう、強いのに唯一無二の存在に対してだけは精神激弱で依存しちゃう関係……

すっごい好きなんですけど……

 

どうしてくれるんだ……

サタン……ユリさん……好き……笑

 

その後のサタンとユリさんの穏やかな日々がもう幸せすぎるよ……

 

ユリさんの中にはずっと獅郎がいて、ずっと彼のことも好きなんだけど、

同じくらいサタンのことも放っておけなくて

燐や雪男のお母さんになったんだなぁ。

 

ユリさんすげーや。

強い女好き笑

 

サタンの顔が獅郎さんソックリなのも憎いところですよね。

どうしたって、サタンの顔を見たら思い出してしまう。

逆に獅郎の顔を見たって思い出してしまいます。

 

何故世界はこんなにも無情なのか……

みんなが幸せになる世界はないのでしょうか……

なんかルシフェルみたいなこと言ってるな笑

 

ルシフェルがなんかまたやらかしそうですがね。

だって名前がルシフェルだし。

唯一の堕天使にして魔王だし笑

 

流れが流れなので1巻を引っ張り出してきてみたのですが……

「カワイイ我が子」って言ってる……

これマジの意味でカワイイって思ってる可能性ある……?

 

ユリさんの息子だからカワイイのかも。

でもユリさんだけが愛しい彼だったので、我が子であってもそんなに大事とは思っていなかったのかも。

どっちも考えられます笑

 

「オレと関わった物質はすぐ壊れやがる」

って言葉、意味深に聞こえる~笑

 

こんないざこざあって、サタンの息子を殺してやるとまで思っていた獅郎さんが

1巻で「俺の息子」って言ってるのもう泣けますね。

 

23巻で過去編の折り返し地点らしいので、もう少し過去編が続きますね。

次も楽しみです。

 

何で丸く収まらなかったのかが分かるといいなぁ笑

映画【七つの会議】ネタバレ感想 ~役者は顔で語る!笑~

ギリギリ映画館で観るのに間に合いました【七つの会議】!

地元のローカル劇場で観たため、鑑賞者は私しかいませんでした。

貸切です笑

 

映画【七つの会議】

原作を読んでいない、ドラマも観ていない、

とりあえず原作者が池井戸潤さんで、監督が福澤克雄さんだということだけ知っている状態で観ました。

さらに言うと、映画好きドラマ好きと言いながら狭く浅く楽しんでいるため深い考察などは出来ません笑

本当に自分の思ったこと、良かったところなどを書き連ねていくことになりますが、

まだ観ていない人の興味を少しで引くことが出来れば良いと思います。

もちろん、観た人にも「分かる!」とか「そういうところに注目したのね」などと思ってもらえれば良いと思います。

 

さて、映画【七つの会議】のネタバレ感想に移ります。

 

【七つの会議】をざっくりまとめると、

「時代錯誤、企業の闇と、『働く』とは」

でしょうか。

 

冒頭で現代の若者(一応)である私の感覚とはずれる描写があります。

一斉に立ち上がって挨拶し、みんながみんな同じ方向を向いている……。

気持ち悪って思ってしまいました笑

私がゆとり世代だからとか、こういう有名な企業に勤めたことがないからこういう感覚がないのだろうとは思いますが、大企業ってこんなんなの……? だったら勤めなくて良かったと思いました笑

物語のためだいぶ誇張してあると思いますが笑

 

ただこの時のみっちー(及川光博さん)めちゃめちゃ良いですやん……笑

普段の彼とは違った、気が弱そうで流されやすくてお人よしな感じがすごく伝わって来て、「この人が物語の傍観者役だな」と思いました笑

私の言う「傍観者」というのは、小説、漫画などにおける「誰視点か」ということです。

【七つの会議】はちょこちょこ視点の変わる物語でしたが、だいたいは及川光博さん演じる原島万二さん視点になっていたと思います。

 

物語の最初の方は「説明しよう!!」といった感じで誰がどういう人でどういう世界観で……

と一方的に情報量でぶん殴られるのですが、【七つの会議】は結構すんなり入ってきました。

 

なぜなら! みんな知ってる顔!! 笑

 

八角民夫……野村萬斎さん

北川誠………香川照之さん

原島万二……及川光博さん

板戸宣彦……片岡愛之助さん

新田雄介……藤森慎吾さん

などなど……

 

知っている人ばかりだったので、あ! この人も出てるんだ~となんだかちょっと楽しかったです笑

 

役者さんの顔を知っている分、誰が誰の役をやっていて、どういう人なのか整理しやすかったです。

キャスティング神!!笑

 

それに顔のアップが多く、名前も出してくれたからというのも分かりやすかった理由の一つです。

画面にたくさんの人がいると途端に処理能力が落ちますが、顔のドアップが多いおかげで散漫することがなかったですね。

 

この顔のドアップ、本当に良い笑

 

何がって、役者さんの表現が間近で観られる!!

 

いやぁすごいですね役者さんって!

目の動き、口の動き、顔の角度でこんなにも表現できるんだって改めて思いました。

顔芸とか言われていますが、いやぁ顔芸すごいですよ!笑

顔で、身体で、声で語ってなんぼですからね!

こういう表情一つ作れるのって、本当にすごいです。

 

坂戸さん(片岡愛之助さん)が八角さん(野村萬斎さん)を見る表情良かった~~。

 

めちゃめちゃ殺してやる! って顔だった笑

殺意のこもった顔ってこういう顔ですね笑

その後の原島さんに全て任せた……というところの、

今まであんなに怖そうでしっかりしてそうだった坂戸さんどうした!?

という変わりようも良かったです。

 

その時現れた浜本優衣ちゃん(朝倉あきちゃん)。

 

声が好き笑

 

演技も好きですよ!笑

「物語進行役だなぁ」と思って見ていました。

主人公を引っ張ったり、気づかせたりするサポート役。

とにかく行動! ってタイプが多いですね。

浜本さんは引っ込み思案そうですが、「どうせ辞めるからどうとでもなる!」「何か成し遂げたい!」と息巻いていたので行動力にも納得です。

 

バレバレの尾行しているときは思わず声を出して笑っちゃいました笑

 

ここでも顔のアップが多かったので、結構遠いのかなぁと思ってたら目の前で笑

カメラワークにしてやられましたね笑

 

浜本さんと原島さんは真相を確かめるため、八角さんを尾行していたわけですが……

 

オタク気づいちゃいましたよね。

 

原島さんが椅子ぶっ壊した時に。

 

「あ!! だって池井戸潤さんはネジが好きだから絶対ネジに何かあるよこれ!」

 

って笑

 

板戸さんが飛ばされた時の何も語ろうとしない態度から「おや。不正か」と感じ、

そこからのこの椅子ぶっ壊れ事件笑

そしてさらに、ねじ六への取引変更とあのボキンッて音で確信ですよね。

 

すげぇ分かりやすい伏線!!

 

こんな感じで、【七つの会議】は分かりやすい伏線がバリバリ張られていて、

次々と謎解きしていく物語展開なので少年漫画好きの私、大興奮です笑

 

ムカつくやつを成敗する物語。

なおかつ誰が黒幕だ? こっちもこっちも怪しいぞ……お前か!! というにくい演出。

 

いやぁもう展開が熱い!笑

 

ネジ探しの時とドーナツ盗人発覚の時はドキドキでしたね笑

特にネジ探しは野村萬斎さん顔怖いし、気弱な演技の及川光博さんと朝倉あきちゃんが可哀想で「うわ~うわ~はやく~!!」とハラハラしていました笑

ドーナツの犯人はざまぁみろですね!!

お前が犯人って知ってたけど!!

一回ミスリード挟んでくるところが憎いです笑

 

ネジ折れるところもドキドキですよね。

これはどうなんだ……という実験結果への興味に、ボキンッという大きな音が相乗効果になってめっちゃ驚かされました笑

 

漫画でいう、主人公登場時の『ドンッ』ですね笑

 

最後の大詰め、謎解きパートもなかなかハラハラドキドキ展開でした。

表情からして黒幕が北川さんではないことは分かっていましたが……

野球の話出た時は

 

伏線~~~!

 

ってなりましたよね笑

それから最後の最後でやばい……負ける……みたいな展開で解決の糸口のネジがぽんって出てきた時は

 

やられた~~!

 

ってなりました笑

 

だって!!

北川さん、怒ったらガシャーンってやるタイプの人だから!

ネジの箱ガシャーンしたのも分かるし、その後の資料もバシーンしてたからそういう心理描写なのかと思うじゃない!!

 

違いましたね!!

 

資料バシーンにやられた!笑

 

あの資料バシーンのところは脚本にあったんでしょうか?

香川さんの演技で追加された部分なら、もう香川さんほんと流石すぎます一生ついていきます虫の番組も観ます笑

 

香川さんの大げさともいえる演技にやられた瞬間でした。

 

大げさといえば。

原島さんが椅子をバーンするシーンも良かったですね。

あの優しい原島さんがぁ……となって、いかに恐ろしいことなのか分かりました。

 

ネジ一本の重さ。

それはたったの5g、15gの世界ではないんだと……。

 

「まだ何も出てないから大丈夫」じゃないということ。

 

問題が起きてからでは遅いんですよね。

 

ネジかっこいいです。

私は野村萬斎さんと香川照之さんが握ったネジになりたかった笑

 

このシーンは好きなシーンです。

初めて弱気になって、人らしくなった「部長の北川さん」が印象的です。

ドーナツもね。

ミスドのオールドファッション食べたくなったんで、明日食べますよ笑

 

こうやってネジやドーナツが分かりやすいシンボルとして使われていましたね。

ネジはいわずもがな鍵となる代物。

ドーナツは時に謎解き、時に癒し、時に「甘え」の象徴に……甘い物だけに笑

池井戸さんはそういう小さなものが大きなものを動かしているという描写が好きなのかなと思いました。

 

本当に、この世界は小さなものの積み重ねで支えられています。

 

一本のネジのような、部品一つで機械は良くも悪くもなる。

 

会社だってそうでしょう。

 

一人の人間で変わる。

誰が上司で誰が部下になるか、誰が誰を好きで嫌っているかなどなど。

 

よく会社では「必要な人はいない」「この人じゃないとだめという人はいない」と言われます。

確かにそうだと思いますが、同時に、「誰かがいないといけない」とは思います。

そしてたとえ優秀でなくとも、その人なりの役割を果たせる人がいないといけないと思います。

 

バリバリ実績をあげる(ていた)北川さんや八角さん、花の一課の人たち。

緩衝材のような、可もなく不可もなく、でも人にはよく気に入られている原島さんや浜本さん。

悪役だった上司の人たちや経理の人たちだって、いなきゃいけない人です。

「その人じゃなくても良いけど、いなきゃいけない人」は確かに存在し、そして誰かが何かを踏み外せば会社は壊れてしまいます。

 

一本のネジで椅子が壊れたように。

会社も一人の人間によって壊される。

 

そんなことがないようにするには、その人だけをどうにかすれば良いわけでなく、

その前からずっと清く正しく美しくいるしかありません。

 

今回の物語は、宮野さんが黒幕で板戸さんが実行し八角さんがぶっ壊した物語でしたが、根本の原因は梨田さんにあると……

 

そういう組織づくりをしたこと、そういう教育をして育てたことが間違っていると何度も言っていました。

 

確かにその通りです。

 

今の子どもたち、大人も含め、私たちは誰かの教育を受けて今があります。

教育の方向性でどうにかなってしまいます。

 

犯罪者は、犯罪者本人だけが悪い。

裁かれるのは犯罪者だけ。

 

そうも言っていられない時代です。(昔からそうだったのでしょうが)

 

例えばいじめはいじめた本人が悪いけど、見ているだけの周りの人間も悪ければ、隠ぺいしようとしたやつも悪い。

そんな話です。

 

会社の中だけでなく、組織というものに言えることなのでしょう。

私たちはどの組織においても、賢く、誠実であらねばならないようです。

 

『働く』とは。

仕事をこなすことだけにあらず。

 

『企業』とは。

形だけにあらず。

 

それから、正義だけが正しいというわけではないということ。

 

結果的に会社をぶっ潰してしまった八角さんは「正義」ですが、

社員のことを考えると正しいのかは分かりません。

世間の人、当事者ではない社員ではない人たちからみたら「正しい」のでしょうが。

どちらが正しいのかという議論には答えが出ないでしょう。

そもそも、そうならないようにするのが正しいことなのですから。

 

 

映画【七つの会議】ネタバレ感想これにて終了です。

だいぶ忘却していますが笑

もっと良いところがたくさんあるので、まだ観ていない人は観てみてください。

もう観た人は、2度目3度目もいかがでしょうか。

映画は2度目が面白いです笑

 

いとうゆうじでした。